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12月1日（木）
今日から師走、現役の時は挨拶回りなどで忙しくしている頃ですが、今日は気の合った仲
間と恵那峡カントリーに行きました。朝は冷え込んでいたのでホカロンを背中に3枚も張っ
て出かけましたが、日中は風も無く温かい日になりました。スコアは46.43の89でまずま
ずでしたが、ドライバーが安定せず下半身の大切さを実感したので冬の間にしっかりトレ
ーニングをしようと思いました。
12月2日（金）
家内が写仏画のお友達のＹさんから実葛（サネカヅラ モクレン科常緑樹）を茶花
にどうぞと頂いてきました。樹液を水に溶
かして整髪料にしたことから別名美男カヅ
ラとも呼ばれているそうです。
この季節になると我が家でも南天や万両
が赤い実をつけて庭に彩りを添えてくれます。
南 天 サネカヅラ
12月3日（土）
家内の兄から再就職をしたので保証人をと依頼があり、ＯＫしていたので午前中我が家に
来てもらい久しぶりにゆっくり話が出来ました。色々事情があって仕事をやめて約1年、試
行錯誤しながらこの期間を過したことを聞くと、定年で退職して毎日をのほほんと暮らし
ている身からすると思わず”頑張れ！頑張れ！”と言いたくなります。とはいっても年令
を考えてあまり無理をせず自分のペースで仕事に取り組んでほしいと思います。
夕方、ＫＭ氏から風邪をひいて1週間になるのにまだ体調が戻らず、家にいると退屈なの
でこのホームページを見る機会が多くなったのでもっと短期間で更新してほしいと要望
が来たので、数少ないファンの為に月3〜4回のペースで頑張ることにしました。
ＫＭ氏の早い回復をお祈りしています。
12月4日（日）
家内の日本画の先生（臼井 治：愛知芸大卒 院展特待）のグループ（輪の会）展が多
治見の創造館で開かれていたので出かけました。お昼は「蕎麦甚」で家内はかけ蕎麦
（900円）、私は桜えびの天ぷらせいろ（1,300円）と粗引き蕎麦（1,000円）を注文して
食べました。以前行った時にはもうひと息と思ったのですが、ある本で店の評価は1回
では分からないので２〜３回行ってから判断するべきだと書いてあったので、2回目の
訪問となりました。結果はせいろ蕎麦は良かったのですが、掛け蕎麦は市販の蕎麦と
あまり変わらず、粗引き蕎麦は弾力性がありすぎ冷麺の感じがして私達の蕎麦のイメ
ージとは違っていました。天ぷらも片栗粉を使いすぎているのかカチカチの衣の中に
桜えびが少し入っているだけで落第点しかつけられませんでした。私達夫婦の間では
ＫＭ氏の蕎麦のほうがおいしいと意見が一致しました。行く度に従業員の数も増えて、
お店も繁盛しているだけに、常においしい蕎麦を出せるように頑張ってほしいと思って
います。次回、3回目の訪問があればまた報告します。
12月5日（月）
中部大学の授業（内藤 誠教授：映像と文化史）も残り僅かになり、今日は”アジア映画
の流れ”の講義だったが、その中で「地獄の黙示録」（1979年 フランシス・コッポラ監督）
やブルース・リー主演の「燃えよドラゴン」（1973年 ロバート・クローズ監督）の話が出て
先生に「映画館で見たことのある人」と尋ねられ、手を上げたのは私一人だったので
先生も思わず苦笑いしていました。私以外は全員20代の学生ですから当然のことなの
ですがちょっと得意なような、恥ずかしいような感じでした。
12月6日（火）
来週、13日（火）にゴルフがあるので、しっかり練習しようと思い400球 1,000円のサー
ビスにして300球を自分で練習し、残り100球をＫ．Ｋさんに打ってもらいました。300球で
も最後のほうは左手首や肘が痛くなってきて練習がいい加減になるので、自分としては
200球位が一番集中して練習できると改めて実感しました。
12月7日（水）
今日は「中国茶を楽しもう」で中国茶のアレンジ（カクテル）を教えていただきました。
1つ目は白牡丹（福建省産．白茶）をしっかり煮出したお茶とソーダ水（サイダー）を約１：２
で混ぜ、それにモナン（フランス製）のローズシロップ10〜20ｃｃを加え、最後にロック氷を
入れて出来上がり、あっさりしたアルコールのないシャンパンの感じでした。
2つ目は鍋で煮出したプーアール茶40〜50ｃｃにＰＩＮＯアイスチョコレートを1個入れて良
くかき混ぜるとお茶の苦味がなくなり、あっさりしたココアの感じでした。本当はゴディバ
のチョコレートリキュール（アルコールが強い）を使うとおいしいカクテルになるそうです。
12月8日(木）
朝日チャリティ美術展が名古屋の丸栄スカイルであったので行きました。昔ほどの活気は
なくなりましたが、好きな人は朝早くから並ん
で、自分の好きな作家の作品を求める姿は今
も変わりません。今回は私も渡辺聰「備前鎬
（しのぎ）丸鉢」、佐々木雅浩「ガラス鉢」、山本
修「栓（せん）拭漆菓子器」、黒岩卓実「赤絵花
柄図長方鉢」と4点も買ってしまいました。
チャリティ終了後、ＫＭ氏と偶然出会ったので、お昼は彼の推薦する「そば処 とう松」で私は
エビ野菜天せいろ2枚重（1,890円）、ＫＭ氏は穴子天せいろ2枚重（1,990円）を食べました。
さすがに”そば好き、そば通”の彼が通う店だけあって蕎麦も天ぷらも申し分のないもので
した。特に蕎麦の太さや茹で加減は私の好みにピッタリで久しぶりに喉越しの良い蕎麦を食
べさせてもらいました。今度は家内を一緒に連れて行きたいと思っています。
案内してもらったＫＭ氏に感謝！です。
12月9日（金）今日から名古屋骨董祭なので様子を見に行こうと思い、市内に向
かう途中、朝日チャリティの絵画部門が今日だったので寄り道して
みたが、気に入った物もなく会場を出てギャラリーを覗いたら、ヨ
ーロッパアンティークのカップが目についたので何処の窯か訊い
が、窯印はあるが国も時代も分からないとのことでした。値段（9,
450円）が高いか、安いか分かりませんが気に入ったので、これも
ご縁だと思い購入しました。家に帰って家内に見せたところ気に
入ってくれたのでホッとしました。
昼食を栄三越ラシックの8階にある蕎麦屋「永坂更科 布屋太兵衛」（東京麻布）で活穴子
天せいろ（1,544円）を食べました。永坂更科は更科系の蕎麦屋の草分けといわれている
店で、以前、東京に行った時に長男に連れて行ってもらった事があったのと、最近読んだ
「蕎麦屋酒」（古川修著）にその流れが出ていたので、名古屋に来てどんな蕎麦を出して
いるのか興味があって入ってみました。蕎麦はまずまずでしたが、蕎麦つゆが甘口と辛口
の2種類付いてきてお好みでどうぞと言われたので、最初甘口、次に辛口、最後に合せて
食べてみましたが、私には合せたつゆが良かったと思いました。麻布の本店はどうだった
か覚えていないので長男に聞いてみようと思っています。
12月11日(日）
午前中、家内と東海テレビチャリティの東海作家美術展に出かけ、臼井 治先生の「牡丹」
（サムホール）を求めました。最近、院展では歌舞伎に関する人の作品を出品されている
先生ですが、小品の花などを描かれると違った雰囲気の作品に仕上がっていて、さすが
と思わせるものがあるので今回で3点目の購入になりました。
夜は毎年恒例になっているＮ夫妻との忘年会で「四季亭・尾張店」に出かけました。今回
はＮ夫人の４段（剣道）合格祝いを兼ねての会になりました。料理は「福禄寿」（6,000円）
コース注文し、最初生ビール、次に紹興酒、最後にそば焼酎を飲みました。いつものこと
ながら、おいしい料理とＮ夫妻の飾らない人柄、楽しい会話にお酒の量も時間が経つのも
忘れてしまい、あっという間の3時間でした。しかし、好事魔多し（以前、11月3日の京都で
も違う事でありましたが）で会の終わり頃になって、急に酔いがまわってきて周囲が白黒
になり、意識が朦朧とし、体の力が抜けて倒れてしまいました。その後、トイレで吐いたら
少し楽になり、何とか家までたどり着きました。楽しさにつられて飲みすぎてしまい、Ｎ夫
妻や家内には心配をかけて本当に申し訳なかったと思っています。
皆さんゴメンナサイ！ゴメンナサイ！です。
１２月１２日（月）
朝、Ｎ夫人からお見舞いの電話を頂き、元気の良い返事をしましたが、午前中はお酒が残
っている感じで頭がボーっとして体調がもう一つでしたが、昼頃には元気になりました。
午後から中部大学の最後の講義（本当は来週もう一回あるのですがその時間は試験の
為）があり、内藤先生から「事件とシネマ」（内藤 誠著）という著書を頂きました。
内藤先生は昭和１１年愛知県生まれ．早稲田大学政経学部卒業．中部大学人文学部教授．
日本大学芸術学部非常勤講師．映画監督．脚本家であり、他に何冊かの翻訳書もある大変
幅広く活動されている先生です。
今回、初めて聴講生になり自分自身の刺激になったので、来年も機会があれば内藤先生
の講座の他にもう１つ２つ受講したいと思っています。
１２月１３日（火）
寒波襲来で予定していたミニコンペがベルフラワーゴルフ倶楽部（瑞浪市）の雪で中止に
なりましたが、家内の「誠武館」の剣道仲間で行く昼神温泉「リフレッシュinひるがみの森」
からの送迎バスは予定通り到着し出かけて行きました。現地では雪の降る中の露天風呂を
楽しんで帰ってきましたが、現地（長野県下伊那郡阿智村）からの往復送迎バス、昼食、温
泉付、それで7,500円なら安いと思いました。
１２月１６日（金）今日は中国語会話の教室が今年最後なので、前回、先生が「次回
は中国茶を飲みながら勉強しましょう」と言われたので、各自自
分の蓋碗（がいわん）を持参しての勉強会兼お茶会になりました。
お茶は「八宝茶」で菊花、金銀花、さんざし、枹杞子、緑茶、陳皮、
胖大海、氷砂糖の８種類が入っているもので、熱湯を８分目位注ぎ、
蓋をしてからお湯が蓋の周りに出てきたら（２〜３分）、右手で受け
皿を持ち、左手に移し替え、女性は右手で蓋を開けて香りを楽しん
だら、再び蓋をして右手で蓋をずらしてそのまま飲むのが作法だ
そうです。男性はそのままでも、蓋を取ってから飲んでもどちらでも良いそうです。氷砂
糖は最初から入れずに甘いほうが良いと思ったら２煎目から入れても良いそうです。中
に入れてあるものは体に良いものばかりなので食べると健康になりますと言っていまし
たが、私はお茶だけにしておきました。
１２月１９日（月）昨晩から降り続いた雪が名古屋で積雪21
ｃｍで58年ぶりとのことでしたが、春日井
市の我が家でも20〜30ｃｍの降雪で、12
月としては私達が春日井に来て初めての
ことだと思います。幸いなことに土曜日
に私の軽自動車にスタッドレスタイヤを初
めて買って装着したばかりだったので、
今朝は娘を駅まで送っていくことが出来
ました。その上、3日前に除雪用のスコップまで買ってあったので、今日の雪を予想して
あったようなタイミングの良さに家内は大喜びで、雪だるままで作ってしまいました。
12月20日(火）
昨日の雪の後遺症で日陰は凍結している所があって大変でしたが、家内は剣道場・誠武館
の昼食忘年会で「茶寮 雅の里」（小牧市小針）に行きました。この店は以前、二人で行って
良かったので家内が今回の会場に選んだようです。値段は3,000円の月変わりメニューで
和と洋を兼ねた10品でシェフのセンスの良さが感じられる料理が見事です。12月は”雪見
月”と銘うったメニューで当たり前のことですが、温かいものは温かく、冷たいものは冷た
くした料理で皆さん大喜びだったとのことでした。
私のほうは予定していた忘年ゴルフが中止になり、夜、近所のK．Kさん、M.Mさん、隣のI．Kさんと定休日だった「ふじ本店」の
大将（一緒にゴルフの予定だった）の好意で店を開けてもらい、
特別に用意してくれた寄せ鍋をつつきながら、山留の酒”清酒
激辛”で恒例のご近所忘年会で大いに食べ、かつ飲んで今年一
年の無事を喜びあいました。60歳を過ぎたら誰が、何時、何処で
どうなるか分からないので来年も同じメンバーが元気に集まれ
ることを祈りながら解散しました。
12月23日（金）先日に引き続きまた雪になりました。今回はKM氏の住んでいる三
ヶ日町（浜名湖のそば）でも積もったとのことです。今年は本当に
異常気象のようで、積もったのは2回ですが、それ以外にも何回か
降っているので、私がメンバーになっている日吉ハイランドゴルフ
倶楽部などは12月はほとんどクローズで商売も上がったりの状態
のようです。
12月27日（火）
家内の1ヶ月検診の日なので愛知医大に一緒に出かけました。今日は結果があまり良くな
くて血小板が前回の52,000から47,000に下がっていました。先生の話では横ばい状態の
許容範囲だと思ってがっかりしないように言われましたが、5万以下だとやはり気になり
ます。来月の検査で5万以上になればホッとするのですがどうなるか。それまで家内には
良いと思うものは何でも食べてもらって、少しでも数値を上げて笑顔で帰りのランチを食
べたいと思っています。
今日は特別決めた所もなかったので、カーナビでイタリヤ料理の近い所を検索して出てき
た「ポルコ ロッソ」に行ってサラダ．アンティパスト(前菜）4品．パスタ．ソフトドリンクフリー
付のBランチ（1,100円）を注文しました。パスタは6種類から家内は豆腐と京水菜のゆず風
味、私はカニとキノコのトマトソースを選びましたが、家内はパスタは良いがガーリックを
使いすぎてゆずの風味が弱くなっているのと、トマトソースのほうは少し辛いと言ってい
ました。私はおいしい（値段も加味して）とおもいました。残念だったのは前菜を和風にし
て工夫してありましたが、味がもう一つだったことです。
12月28日（水）今年最後の大須骨董市だったので、朝早めに出て9時半過ぎに着
きました。気温２℃でさすがに人出も少なく、店もいつもより多少
少ないようでした。一回りして見ましたが、今回は興味を引くもの
もなかったので、帰りに「天むす千寿」の天むすと「今井総本家」の
天津甘栗を買って帰りました。どちらも私の好きな大須名物です。
昼過ぎに家に帰ったら、KM氏が蕎麦を持ってきてくれましたが、昼
は天むすを食べ、蕎麦は夜にいただきました。いつもながら彼の蕎
麦はすばらしかったのですが、残念だったのは蕎麦つゆが少し薄め
だったことです。（KM氏自身が返しとだしの割合を間違えたと言っていました。）
娘に何も言わずに今日の蕎麦の感想を聞いたら、「蕎麦は今までで一番おいしいと思う
が蕎麦つゆが少し薄味だと思う」と言ったので、いつもおいしい彼の蕎麦を食べていると
自然に味が分かるようになったのかと驚きました。KM氏に”感謝！”と同時に”指導！１回”
というところでしょうか。
12月29日（木）
長女が今日からマレーシアのランカウイ島に出かけました。昨年、地震津波のあった所と
は少し離れた場所らしいのですが、正月2日には無事に帰って来ることを祈るばかりです。
”親の心子知らず”で本人はいたって呑気に出かけましたが、親としては地震は大丈夫か
なとか、鳥インフルエンザはどうだろうかとか色々なことを心配してしまいます。この年
になって自分の両親もきっとそうだったんだろうなと分かるようになりました。
12月30日(金）
昼から家内の正月の買出しにお付き合いして近所の「問屋スーパーサント」（商売人が買
出しに来る店）に出かけましたが、ものすごい人でいささか驚きました。正月1日から営業
している店がたくさんあることはみんな知っているはずですが、私達夫婦も含め日本人
の正月に対する気持ちは特別なものがあることを改めて感じさせられました。
12月31日（土）
今年もあとわずかになりました。2005年が皆様にとってどんな年でしたでしょうか？
我が家（私）にとっては夫婦（特に家内）が何事もなく元気に1年過せたことが何よりだと
思っています。原因不明の血小板減少の不安を抱えながら、前向きに剣道、お茶、日本画、
写仏画、健康体操、それに加えて最近はお琴まで始める姿には頭が下がります。
この生活が来年1年も続けられるように私も応援していきたいと思っています。
”無尽陶舎”にアクセスしてくださった皆様にも2006年が良い年でありますようにお祈り
して今年を締めくくりたいと思います。
一年間ありがとうございました。 また来年宜しくお願いします！
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